広告を出す=売れるではない。あなたは顧客視点で考えていますか?
Web広告でお悩みの皆様、初めまして。Webデザイナーの小林と申します。
広告を出してみるも今一効果を感じられないというケース多いですよね。そんな時あなたならどう改善しますか?
今回はそもそもの広告の役割と、検証改善するうえで重要な顧客視点について簡単にお話します。
目次
1. 広告の役割とは
まず広告とは、見込み客へ自社のサービスや商品を知ってもらい、興味関心を持ってもらうアプローチの役割があります。ここはマーケティングに触れている方であれば、当たり前に理解されているかと思います。
では消費者側が持つ、広告に対しての印象はどのようなものでしょう。
これは、自分自身がプライベートでSNSを利用しているときに、広告バナーが出てきたらどう感じるかを考えると簡単です。「広告=邪魔」、「見たくもないのに押し売りされている」というような負のイメージを思い浮かべた方が多いでしょう。
このように多くの消費者は、今思い浮かべた印象と同じようなネガティブな感情を持っており、広告はスルーする対象としています。しかしながら、多くの企業はこの消費者の気持ちに気づけておらず、自社のサービス・商品の強みやキャンペーンを単調に主張してしまっていたり消費者側が知りたくもない企業の想い・こだわりを長々と主張していたりします。広告が表示された見込み客は、そもそもあなたのサービス・商品にも、あなたの会社にも興味を持っていないのです。
ここがよくある企業側の一方通行な考え方です。
2. 広告でおさえるべきポイント
では、見込み客に対して適切にアプローチするためにはどうすれば良いでしょうか。それは以下の3つのポイントが重要と言えます。
- 適切な媒体に広告を出す
- 見込み客が興味を示す広告を出す
- 反応したターゲットへ説得力のある導線を設ける
まずは、見込み客となりえるターゲットと接触のできる適切な媒体を選定します。媒体によってユーザーの属性は異なるため、ここがまずは大事なポイントと言えます。次に、ターゲットとの接触ができたら反応してもらえる魅力的な広告を考えましょう。例えば、思わずスクロールを止めて見てしまうビジュアルや訴求内容であったり、ターゲットが興味がわくコピーだったり。それができたら反応してくれたターゲットを説得するための導線「ランディングページ(LP)」を設ける。これが広告でおさえるべき重要なポイントです。当たり前のように感じますが、意外とできていないケースが多いです。
3. デザイナーから広告を検討しているお客様に向けて
私がデザインをしている中でも、訴求したい内容盛りだくさんのランディングページや広告バナーは数多くあります。このキャンペーンも推したいけどこの情報も捨てがたい..。ですが、冒頭で述べたようにエンドユーザーの大半は目を止めて深く読もうとせず、流し見してしまいます。また、媒体によってユーザーの属性は異なります。例えば、SNS広告とリスティング広告とではユーザーの購買意欲が違うためランディングページの構成や情報量も変わってくるだとか。ユーザーのことを考えなければならないことが数多くあります。今検討されている広告やランディングページ、または既に配信中の広告を見返すと独りよがりな訴求になっていませんか?適切な媒体へ、適切なユーザーに向けて情報を届けられていますか?ぜひ、今一度情報を整理してみてください、視点を実際に配信されるユーザーに切り替えてみてください。視野を広げると新たな気づきがあるものです。
灯台もと暮し。広告の成果が出ない理由は意外にも身近にあるかも。本日はそういったお話でした。
株式会社TONMANAは、現状の課題に沿った
ご提案は勿論、課題の見えていないお客様には
課題の見える化から施策のご提案をさせていただいております。お気軽にご相談ください。
10:00~18:00