みなさんこんにちは！デザイナーのインターン生としてトンマナに入社しました、渡辺るみなです。
インターン生として働き始めて２ヶ月ほどが経ちました。少しずつ環境にも慣れてきましたが、毎日新しい発見の連続です。
今回は、駆け出しのデザイナーとして働く中で感じたこと、今後の抱負を語らせていただきます！

バナー制作から得た実践的な学び

この2ヶ月で主に取り組んだのはバナー制作です。実際の企業様のバナー制作を任せていただき、デザインのルールや情報整理の基本など、実践的な知識を学ぶことができました。
そして、自分の手がけたものが世に出るという喜びと同時に、その責任の重さや、成果を出すことの難しさも痛感しています。
「これは上手くできた！」と自信を持って提出したバナーであっても、期待していた反応が得られないこともありました。
その時は悔しさを感じながらも、デザインの構成や訴求ポイントを見直しながら自分なりに工夫を重ねてきました。
そうした試行錯誤の中で、課題の本質を捉える力や、情報の伝わり方を意識する習慣が身についてきたと思います。
少しずつ成果に近づけていく過程は難しくもありますが、それ以上にやりがいを感じています！

実際に作成したバナー

大切なのは“相手目線”

業務をしていく中で特に大切だと感じたことは、「客観的視点を持つこと」です。
デザイン業務をしていると、どうしても「ここはこう表現したい」「ここは変えたくない」とこだわる部分が出てきてしまいます。こだわりを持つことは悪いことではありませんが、それに囚われすぎてしまうと一人よがりのデザインになり、そのデザインの問題点に気づくことができなくなってしまいます。
デザイン業務の中でまず考えるべきなのは、「広告を見る人がどう感じるか」という点です。
広告の目的は「伝えること」であり、見栄えの良さや美しさだけで評価されるものではありません。
そして広告は、企業様の課題を解決するために、ターゲット層に適切にアプローチする“手段”のひとつなのです。
つまり、どれだけデザイン性が高くても、ターゲット層の心に届かなければ意味がありません。
だからこそ、自分のこだわりに囚われすぎず、常にターゲット層の立場になって考えるという“客観的視点”が必要だと実感しました。

企業の思いにも寄り添うデザインを

また、広告を目にするターゲット層だけではなく、依頼してくださる企業様の立場になって物事を考えることも大切だと考えています。
弊社は「自社のサービスをより多くの人に利用してもらいたい」、「採用活動に力を入れて新しい人材を獲得したい」など、様々な思いを持った企業様からご依頼をいただいております。
どの企業様も目指すゴールは違い、そのゴールの先にある「こんな企業になりたい」という思いもそれぞれ違ってきます。
企業様の「こうなりたい」という思いを汲みとり、理想とする企業の在り方に近づけるようサポートすることも、マーケティング会社のデザイナーとして必要だと感じました。