新施設開設によるWebサイトリニューアル

2024年4月に新施設「パルム札幌中央ホスピス」が開設されるというお話を伺い、それに伴い株式会社きずな様の公式サイトをリニューアルさせていただきました。元々旧サイトの改修作業が2022年頃からあり、改修を進める上でユーザーがサイトへ訪問した際の導線設計やコンテンツの魅せ方が複雑になってきた背景があったため、導線周りは特に注視しながらリニューアルさせていただきました。

リニューアル後のご提案

クライアント様から2024年4月の新施設「ホスピス札幌中央ホスピス」の開設にあたり、検索順位を上げたいというご要望をいただきました。ご依頼いただいた時点では、SEOでの集客は継続した施策が重要となる為、Google・Yahoo!のオンライン広告の方がSEOよりも速効性があるという判断から広告を始めるようになりました。
スタッフの方々のご対応が土台となっていることは勿論ですが、広告の方も成果が見え始め、今では既存の施設と新施設の入居者様が満室の状態という結果をクライアント様より伺っております。

デザインについて

ターゲットが40〜50代の女性でしたので、兎に角使いやすさを追求し、特にナビゲーション周りには気を使いました。例えば、ナビゲーションにhoverした際のメガメニューは大きく魅せたり、ドロワーメニューだけではなく、主要なナビゲーションはテキストで上部に配置させました。他にもメインビジュアル下部に他のコンテンツに遷移できるようにリンクバナーを設け、サイトの回遊率向上を目指しました。
また、サイトに柔らかい印象や温かい印象をを持たせるためにきずなカラーを基調としながら球体のアニメーションなども用いて表現させていただきました。

デザイン：長濱
 

リニューアル後のオンライン広告プロモーション

課題

旧Webサイトでは入居者の応募数が非常に少なく、新施設立ち上げ時の認知度向上が重要な課題でした。

解決策

入居検討者へのアプローチを目的に、GoogleおよびYahoo!の検索連動型広告を活用し、オンライン広告プロモーションを展開しました。初期段階では応募に繋がらない状況が続きましたが、運用開始後、以下の取り組みを実施しました。

1. ユーザー理解の深化：施設担当者様との綿密な対話を通じて入居者のニーズを分析。
2. 広告内容の最適化：キーワードや広告クリエイティブを改善。
3. 柔軟な運用：自動入札の導入やターゲティング設定の見直しでパフォーマンスを向上。

結果

• お問い合わせ数の大幅増加：運用開始から約3ヶ月後に公式サイト経由での応募が安定的に増加。
• 予算効率の改善：Google広告のクリック率は12.37%、Yahoo!広告は9.53%を記録し、獲得単価が月を追うごとに改善しました（入居応募獲得単価：¥35,000）。
• 新施設満室：FacebookとInstagram広告を活用した見学会プロモーションにより、開設前の認知を獲得。